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日本語学校の指導

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●回想

日本語教育

 私が日本語教育にクビを突っ込んだきっかけは、たまたま本屋で立ち読みした日本語能力試験の問題集でした。

 それまで学習塾で国語を教えていた私には難なく解ける問題ばかりでしたが、これをどのように外国人に教えるのか、大変興味を持ちました。そこで、某社の日本語教師養成講座を受けるのですが、そこでは感動の連続でした。

NAFL日本語教師養成プログラム

 

 まず、大きな感動は、日本の英語教育への応用ができないものかというものでした。

 日本語教育で学習することは、まさに日本で大失敗した英語教育の仇を討つかのごとき素晴らしい教授法の数々で、それらに感動しました。素直に感動しました。そして、養成講座を終えて他の日本語教師同様、苦労して日本語学校の職を手にしました。無論、学習塾・予備校との掛け持ちでした。

 ところが、感動して入ったこの業界は少し歪んでいました。

 私が国内の日本語学校(海外経験はなし)に入った当時、日本語能力試験が幅をきかせており、どこの学校でもその試験対策が日本語教育の目的でした。

 さすがに初級学生には日本語教師養成講座で学ぶ数々のことが当てはまりましたが、何のことはない、中上級、それも日本語能力試験1級を相手にするレベルでは、日本の学校教育における英語学習と大して変わらない受験対策でした。

 それが学生のニーズといえばそれまでですが、周りに修士様やら博士様やら大ベテランの先生がいらっしゃる環境では、私のごときド素人は上級学生しか担当できず、ほとんどが受験対策。養成講座で学んだ教授法を使うことはありませんでした。恐ろしいまでに日本語力を持った学生に時事中心の上級を教えるのが仕事でした。まぁ、即戦力として使える能力を尊重してくれたのには間違いないのでしょうが。

 しかし、歪んでいたのはこのような話ではありません。

 

 

外国人入試

 私が入った当時から、私の学校には、日本に来て日本語能力試験を受けて日本の大学へ進学を希望する学生がかなりいました。最上級クラスを担当することになった私は、そういった学生たちに進学指導するのも仕事の1つでした。

 ところが、そこで問題が起きました。

 日本語教師養成講座を受けていても感じたことですが、この業界にはある種の差別意識が働いています。その土台には、『日本語が話せるからといって、日本語が教えられるとは限らない。』という前提がありました。

 そのとおり!これは私も同感です。

 どんなに優秀な国語教師でも、どんなにカリスマ性溢れる学習塾・予備校の国語講師でも、日本語学習をゼロ(あいうえお)から始める外国人に日本語を教えるには無理があります。いや、教えられないこともないでしょうが、日本語教授法をマスターした日本語教師の方が遥かに優秀なのは当り前で、実力向上のスピードが圧倒的にちがいます。前述、日本の英語教育への応用ができないか考えたのも、まさにその点でした。

 ところが、この土台がネックとなっており、拡大解釈されてしまっているのです。

 学習塾・予備校の教師だからということで学校から私が任されたのですが、外国人に日本の大学への進学指導をする際、周りの日本語教師は「日本人の大学受験と外国人の外国人受験は違う。」という反応で、「だから、あなたには無理。」とはっきりと言われました。

 「何が違うのか?」

 と聞くと、呆れた溜息をつきながら

 「日本人の受験で面接試験がある大学、ある?」

 でした。

 …何と返事をすればいいのでしょうか。

 

 

 

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