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日本留学試験



 このページは、外国人私費留学生『日本留学試験』で実施される日本語のページです。

 日本留学試験の日本語試験については、様々な本や雑誌、インターネットで説明しています。また、総論については前のページで述べました。
 そこで、ここでは、その学習方法のポイントを説明したいと思います。

 

役に立たない日本語能力試験N1

 まず…、

 私が日本留学試験の指導をする際、以下の図を提示します。
 そして、進学クラスの中の日本語能力試験N1合格した学生に質問します。

私 『○○さん。この図は何をしていますか?説明して下さい。』

日本留学試験

 これは小学年生理科の実験です。

 この実験のやり方、実験の内容、実験の結果、そして、実験で分ることを“日本語で”説明させます。

 

 はい。

 残念ながら、日本語能力試験N1に合格していても、“日本語で”説明することはなかなかできません。

 

私 『…えっ?○○さんは、日本語能力試験N1に合格しましたね?にもかかわらず、説明できないのですか?これは日本人の小学4年生でも説明できますよ!』

 …ちょっと意地悪ですね(笑)。ごめんなさい。でも、

 

 これが日本留学試験です!

 

 私は指導の際、学生に言います。

私 『もちろん留学生の皆さんは、この実験のやり方、実験の内容、実験の結果、そして、実験で分る現象を“母国語で”知っているはずです。しかし、知っている小学生の知識ですら、日本語能力試験N1の能力では説明するのが難しいのです。』

 

 冷静に考えましょう!

 こんな簡単な、小学4年生が勉強している理科の実験を“日本語で(または英語で)”説明できない学生が、日本の有名大学(たとえば東京大学や東京工業大学、早稲田大学理工学部等)に合格できますか?いや、合格出来ても、卒業できると思いますか?

 

 そうです!

 日本留学試験の知識とは、大学に進学してくる日本人学生と同等レベルの学力を、日本語で(英語で)説明できる、日本語で(英語で)理解できる能力が問われているのです。

 

 …って、常識で考えれば分るでしょ(笑)?

 

 ならば、日本の大学に進学を希望する学生は、まず日本語能力試験N1を取りますか?それとも、日本留学試験で高スコアを取りますか?

 

 …って、これも常識で考えれば分りますよね(爆)??

 

 実は、こんな簡単なことも分らずに、日本語能力試験を大学の選考基準に戻すよう、要求している人たちがいます。とても立派な(立派そうに聞こえる)理由をあげていますが、そういう人たちは、ただ自分たちが苦労して作った日本語能力試験関係の本、問題集などが売れなくなって、腹を立てているだけなのです。留学生の将来や未来のことを考えているとはとても思えません。

 例えば、彼らの理屈のひとつに、私立大学では45%の大学でしか日本留学試験を採用していないという話があります。

 当然!

 だって、残りの55%のほとんどの私立大学は、日本の少子化の影響で定員割れを起こしており、試験などほとんど無意味に学生を合格させる『危ない大学』だからです(笑)!

 


私的分析

外国人入試6月と11月は違う試験

 長年、指導してれば分りますが、日本留学試験について面白い現象があります。これは学生の多い学校でなければ分かりにくいかもしれませんが、試験の常識を知っていれば簡単に理解できます。

 言われているとおり、日本留学試験は、レベルをそろえるため、得点等化という得点操作をします。このようなことをする試験の場合、その試験を受けた受験者たちの質によって成績が大きく変わります。

 例えば、日本人の模擬試験の場合、数十万人規模が受けます。そこで面白い現象が起きます。現役高校生が2年生まで学力模擬試験を受けてきました。ところが、高3になったとき、受験を意識して、初めて浪人生が加わる全国統一模試を受けます。その時、成績(偏差値)が激しく上下します。

 あたりまえですね?

 偏差値という得点操作をしている関係上、受験者たちの質が変わっただけで順位(成績)が大きく変わるのです。その学生の上や下に、大量の受験生が加わるわけですから、激しく上下します。数十万人規模ですから、その変動は激しいものがあります。ある者は、成績優秀だったのが、突然、並以下に転落し、ある者は、何もしていないのに急にレベルがアップし…。これが我々の業界での常識です。

 では、日本留学試験では?

 高校生ほどの激しい変動は確認されていません。しかし、同じ現象が起きています。

 6月で300を超えた学生は、どんなに努力しても11月で成績を落してきます。それも、ある者は急に上がり、ある者は下がり、つまり、その学生たちの間に他の受験者が割りこんで来て成績序列が変わるのです。受験者数が違うから起きるのです。つまり、受験者数、受験者の質で簡単に変わってしまい、成績が伸びる保証などないのです!ただ例外的もあります。

 だから、6月が重要なのです! はじめに6月試験ありき、なのです!!

 6月試験で200点超えなかった者が11月で300を超えるなど不可能です。80アップしたので数名、あとはせいぜい40〜50の差です。200もとれない学生が、11月の試験に夢を見て受験する…。11月の結果がわかったところで、出願は年明け。年明けは書類選考や面接のみ、留学試験の成績の序列で合否を判定する…。

 逆に、6月の試験で300を超えた学生は、総合科目、数学に余程の問題がない限り、そのスコアでアタックさせます。これまた例のカレンダーをみればわかるとおり、11月の留学試験の前後が一番入試ラッシュですから、それに対する準備に集中させます。

 いわずもがな、です。

 



 

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