エクセルファイル『エーデルワイス』は、日本語教育支援ツールです。

現在、開発中です！

ここではその起源をお話しします。

〜　起源　〜

日本語学校支援システム『Hope and Liberty』

　ずっと昔、都内の日本語学校で担任を持って授業していた頃、日本語教師の膨大な仕事を少しでも楽にし、且つ、学校のクオリティを向上させようと、データベースソフト『ファイルメーカー 』を使用して開発しました。
　始めは、入国管理局に提出する『在留資格認定証明書申請書類』の手間を少しでも省こうと作り始めたのですが、海外から送られてくる『エクセル 』ファイルを『ファイルメーカー 』にインポートして書類を印刷するうち、このインポートデータを利用して後の学生管理（成績、出席、ビザ、その他）に使用すれば、格段に学校のクオリティが上がると気がつき、発展させたシステムです。

↑メイン画面

　メイン画面です。某アニメ のメインコンピューターの画面をパクっていますね（笑）。当時、流行ったアニメのコンピューター画面をパクりました。緑色の『閲覧』、赤の『教務』、青の『事務』の部分（ボタン）を押すと、それぞれのメイン画面が開くようになっています。
　中央の（学校名）のところには、学校の略号が書かれています。右上の『使用者名』は、現在、このシステムにアクセスしているパソコン（使用者）の名前が表示されています。この名前は、データの入力、削除等、あらゆる場面で記録されるようになっています。左側のACCESSの数が、現在、アクセスしているパソコンの数で、下が日付になっています。
　このシステムを開発したのが、もう15年も昔になるので、新たにアクセスして表示させたので、不自然な表示になっています。

　左右上の『自由』と『希望』は、私が在籍した日本語学校の（私が勝手に決めた）教育理念でした。

閲覧画面

　これが閲覧のメイン画面になります。『閲覧』が目的ですから、ここからのデータ入力、削除は出来ないように設定してあります。閲覧制限をかけ、留学生たちがアクセスできるパソコンからも覗けるようになっています。学籍番号に加え、パスワードで制限をかければ、学生の個人情報も閲覧できるようになるのですが、開発した当時、まだネットの技術がそれほど普及している時代ではなかったので、限られたデータ閲覧しか出来ませんでした。
　右側に並んでいる細長い長方形がスイッチになり、それぞれの項目をクリックすると閲覧画面に異動するようになっています。また、左側の大きなオレンジ色の四角の中に学校のロゴがあり、それをクリックすると裏モードが起動しました（笑）。個人の趣味なので大したことないのですが、時間がある時にアップした、学校行事等の写真を閲覧できるようになっていました。

　パソコンが苦手な職員でも、閲覧画面だけは見られるようになれば、自分たちの学生状況、クラス状況が一目で分るようにしてありました。ただ、やはり非常勤の先生たちには、なかなか見ていただけなかったようですが（苦笑）。 当時は今ほどネット社会が発展していませんでしたので無理もありませんね。この『ファイルメーカー 』でさえ、学校内では複数のパソコンをつなぐだけでも大変でした。パソコンの容量自体、ギガなど夢のまた夢の時代でしたので、ファイルもそれぞれ分散して配置せざるを得ない状況でした。未だ、ダイヤル回線が主流の時代でしたので無理もないことですね。しかし、将来的には、海外からの申請も、この『Hope and Liberty』へ直接入力してもらう予定でした、…って、今ではそれが主流になりつつありますね。

次は、事務画面を見てみましょう。