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 大学受験の英語 長文読解
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英語の勉強方法


長文

 伊藤和夫『長文読解教室』という受験英語のバイブルがあります。上位大学を目指すなら、まず、これを買いましょう。そして、思い知って下さい。自分には全く役に立たないことを。

 まず、意味のわからない単語が目潰しの如く襲ってきます。それだけで嫌になるでしょう。

 そこで、馬鹿にしたり怠けたりせず、まずはとにかく17単語力をつけて下さい。

 私の場合、受験生には1学期の間、つまり、夏休みまでに一冊の単語の本を終わらせるように指導します。本は何でもいいです。豆単なんてのが有名ですが、高校生なら、必ず学校で配布する『単語集』なるものを持っているはずですので、それをマスターするくらいでいいでしょう。 運動部に在籍している学生ならわかるでしょ?どんなスポーツでも、1にも2にもまず体力!それと同じです。

 非常に苦しいですが、マスターすると、後々、楽になってきます。

 それでも伊藤和夫『長文読解教室』は難しいです。しかし、労を惜しまないでください。

 まず、私の場合、この長文をコピーし、ノートに貼りつけました。そして、分からない単語を緑色の蛍光ペンで塗って行きました。もちろん、最初は緑色だらけです。それらの単語を片っ端から辞書でひき、単語専用ノートにメモして行きました。それから本文を訳そうとしましたが、まだ無理です。そこで、本の中に書いてあるヒントをもとに推理します。それでも無理です。最後に訳を見ます。そして確認します。

 そして、ここが重要です。訳が終わったら、その後、必ず最低3回、頭の中で訳を考えながら再読します。訳を考えながら、緑色に塗られた単語の意味をしっかりと確認して行きます。

 慣れない最初のころは、1題やるだけで丸1日かかっていました。

 マラソンと同じです。最初のうち、分からない単語だらけで緑色の英文を作っていましたが、やがて、辞書をひく回数が減って行きます。こうなってくると、勉強が面白くなってきます。いきなり長距離を走ろうとしても不可能です。最初は苦しくても、少しずつ距離が伸び、タイムもアップしてくるのです。

 それでも伊藤和夫『長文読解教室』は難しいです。

 なぜ難しい?最初に書きましたね。そこへ至るまでに知っておかなければならないことを知らない、つまり、基礎ができていないのです。ではどうすれば良いでしょうか?

 長文に関しては何も言えません。

 ある先生は簡単な文章から読むようにしろ、と主張しますが、簡単な文章をいくら読んでも力はつきません。本当です。速読力をつけたい?そんなことは他の方法でできます。つまり、大学受験を目指すなら、必ず乗越えなければならない壁があり、どうしても、いずれは難しい単語が目潰しのように襲ってくる長文と戦うはめになるのです。それを先延ばしにして、簡単な長文ばかり読んでいるのは、時間の無駄です。

 

 

 

英語長文 速読方法

 何年か前に予備校の同僚から「英語のスラッシュ読みって御存知ですか?」と、オマエに知るわけないだろうみたいな、さももったいぶった言い方で聞かれたことがありました。

 そのとおり!当然、何のことかわかりませんでした。

 むかつくという以前に、自分が知らないことは正直に相手に尋ねる性格から、最初から最後まで、興味津々で聞きました。しかし、よくよく聞いてみると、何のことはない。英語の速読SIM方式でした。

 この方法は、英語長文を速読するために日本語の構造から離れ、英語の語順で内容を速読して行こうというものです。

 今でこそ『スラッシュ読み』なんぞで呼ばれているようですが、私が受験生だった(センター試験がまだ共通一次と呼ばれていた)頃、SIM方式と呼ばれ一部の受験生に大好評でした。何をかくそう当時の私もその受講生でした。38万人の1人です(宣伝文句で偏差値が80を超えたと書いていますが、さすがに無理でした。せいぜい76でした、って嫌味じゃなく努力の証だよ)。

 英語の長文があります。これを一文一文を区切るのではなく、句や節などで区切り、返り読みすることなくそのままの語順で翻訳していく方法です。日本語の語順そのままの思考から英語的語順の思考へと変えようという方式です。

 その時線を引いて区切るから『スラッシュ読み』なんぞと名を変え(?)、広まっているようです。私が塾屋新人だった頃この方式を提案し、誰からも相手にされませんでしたが、たいした出世ですね(笑)。

 しかし、注意しましょう。

 非常に優れた方法ですが、練習しなければ意味がありません。

 私も受講した際、一生懸命練習しました。今でも覚えています。

 『はぉぉまいすゅぅぅでん・・・・・・まいぇぇむいぁぁんのぉぉ・・・。・・っとぅ  っじ。・・・はしにです?・・・・ほーしきで・・・』外国人先生の独特の発音で(すみません。最近、そうではないようなことを知りました)説明がテープから流れてきます。それを聞きながら長文の『区切り』を確認します。

 そして、それだけでは意味がありませんから、その後、ネイティブが普通に読む声とともに英語長文の『白文』を見て、意味を頭の中で確認しながら読んでいくのです。それを繰り返し、速読力をつけていきます。

 また、時々、生のスピーチなどが教材になったりしていて、しばしば感動していました。

 『いむはっぴ〜 とぅ じょぉぉいぃんうぃずゆぅとぅい!』

 キング牧師のスピーチは泣きました。

 今でもやっているのでしょうか?

 とにかくすごい方法です。

 もともと英字新聞なんかをスラスラ読んでいるような英語の達人なら誰でもやっているような、いや、この方法をやらないと読めない、そんな方法です。(【SIM方式についてはこちら】:ひえぇぇぇ!!!ダン・上野先生が(写真で)出ている!!!…こ、こんなおっさんだったのかぁ(失礼)。声からは想像できません(もっと失礼)。)

 確かに、私のHPやBlogでアフィリエイトの広告収入がありますが、別にこの会社からお金をもらっているわけではありません。また、別に『受けろ』というわけでもありません。

 けど、断言します。

 このやり方ができなければ鬼のように長い大学入試英語長文を読みこなすことはできないでしょう。必ず身につけて下さい。

 そして、理屈だけではなく、必ず『練習』を繰り返してください。

 あまりにすごい、目から鱗が落ちるような発想ですから、前述の同僚のごとく『俺はすごい方法を知っているんだ』って気になっちゃいますが、理屈だけ覚えて自分では長文を速読できないようでしたら、ただの『サル真似』でしょう。受験生がそういう『サル』の真似をしていては合格はおぼつきません。まぁ、見方を変えれば、たとえサル真似でも、名を変えて一人歩き(?)するほど、優れた方法だということの裏返しでしょうが。

 ぜひ一度、その扉をたたいてみてください。

      ● SIM方式 英語会話 (これは英会話版ですね)

 間違っても、先生に「先生のそれはサル真似ですね?」とか「なら、その方法で、このジャパンタイムズを速読して翻訳して下さい。」とか言ってはいけません。嫌われて内申を下げられるだけでしょう。

 ちなみに『スラッシュ読み』ではなく、この『SIM方式』を、私は極々当たり前(英文法同様)のこととして普段から指導しています。そうしなきゃ読めませんから。

 いきり立って指導するような話題ではありません(大爆笑)。

 

Web授業で、その一部を公開しています!

 

 

 

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