東京湾の海賊　航海日誌　02

１人クルーズ　操船訓練　�T

　さて、安全講習を受けたものの、すぐにが誰かを乗せるには勇気が要ります。散々、免許講習で『キャプテン（船長）の責任』を叩きこまれたので、責任重大です、っつうか、本音を言うと、偉そうに船長面しながら失敗して恥をかきたくなかったんだけどね（苦笑）。

　そこで、１人カラオケならぬ１人クルーズへ出ました。

　まずはニューポート江戸川でした。

　何とか、荒川の加工を乗り越える度胸をつけたくて出航しました。けど、三枚洲では、船位測定を誤り、水深１．５メートルの海域を全速でかっ飛ばしたりしてました。今考えるとゾッとします。良く座礁しなかったもんだと。

　そのまま東京港の入り口を突っ切り、運河を飛ばしました。学生を乗せた時、どんなルートが良いだろうかと研究しました。また、港との連絡、帰港などもスムーズにやれるよう、自学クルーズと言ったところでした。

　ニューポートの教官が、出港の手伝いをしてくれた時、「楽しんできて下さい！」と言ってくれましたが、傍から見ると、寂しい１人クルーズって感じました。

2002.11.11