実技教習�A−�T

１級講習

　さぁ、一級だ！！

　場所は４級教習海域と同じ場所。

最寄り駅　ＪＲ根岸線　新杉田駅　そこから歩いた場所にあります。

　ただ、天気には恵まれなかったようです。

　午前中と午後に分け、海上実習組と地上実習組に分かれて講習を受けます。

　とりあえず、私は前半、地上実習に入りました。

六分儀

　六分儀を使い、星の高さを読み、船位測定を行います。実際、太陽も星も出ていないので、近場の煙突で測定します。小学生の時、北斗七星とカシオペア座を使って北極星を見つけることを勉強しました。しかも、テストにさえ出題されました。今は、その知識が威力を発揮するときです。ただ、計算が面倒くさいですね（苦笑）。

　最近ではＧＰＳを使うのが普通なので、この手のものはほとんど使わないそうです。ただ、何かの仕事で先生が中東へ行った際、米軍がＥＣＭをかけていてＧＰＳの船位測定ができず、必死こいて六分儀をつかったそうです。

国際信号旗

　倉庫の上には教室があって、そこでは様々な講義が行われます。『横浜ワークピア』で受けた講義と根本的に違うのは、ここで学習するのはすべて船の中に置いてある文献の読み方と使い方です。

船に常備されている本

　また、試験も実際に洋上の船の中で行われます。とにかく『目次』から内容を引くように徹底されました。

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