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表紙 ≫ 学園都市パンダ村 ≫ パンダ高校 ≫ 進路指導 ≫ スウィング・ガールズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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あまりに現実離れした、脚本家は、故意に現実を無視したのか、それとも全くの世間知らずなのか、常識では考えられない設定と高校生(?)たちが活躍する映画です。
これを喜んで見るのは、一部の変態親父、ジャズマニア(のうちのおかしい奴)、そして、高校生なら、吹奏楽部の学生か何かでしょう。 ただただセーラー服を着たかわいい女子高校生たちがきゃぴきゃぴと騒いでいる様子を、変態おぢさんたちが見て喜ぶだけのような映画の気がしました。映画ファンにとっては“悲しい”の一言で、見ていて出演者たちが何かかわいそうになってきたほどひどい映画でした。
こいつら、東北弁を舐めとんのか!!
そんな糞みたいな映画なので、唯一、印象に残っているのは、主人公の少女が、ナントカ演奏会のチラシを片手に、早くみんなに知らせてやろうと雪道を走っている時『ぎゃ!』と叫んで、頭から雪の中にすっころんだ場面でした。 『もぉぉぉ!』とか言いながら雪を振り払い、不貞腐れて立ち上がる姿。 もぉぉぉぉぉぉぉぉぉ かわいぃぃぃぃぃぃぃぃん!! …って、スケベ親父ってこうなんだよ。 知ってた? 高校生諸君!!
さて、そんなわけの分からないことはおいておいて進学の話を。 このスウィングガールズ
さてさて、 スウィングガールズ そう! これ。 現実、君たちの世界、今の君たちですね!!
このスウィングガールズ そう。 何かを目指し、真剣なまなざしをしているものたちは誰でも美しい!! バンドだろうが、スポーツだろうが、絵画だろうが、何だろうが、何かに燃えるそのまなざしが美しい!!
今の君たちのすべて。 いろんなものに守られて、自分の気持ちだけを信じることができる。 純粋に、美しく…。 今の君たちは美しい。
大人になってしまうと無くしてしまうものがそこにはある!本当に沢山ある。 それはそれでいいことだけど、それでも今の君たちとは違ってしまう…。
美しい日々。
なのに、なのにだ!!!!!
進路相談をしたり、大学の志望理由書を書かせたりすると、こうだ。
『私は高校3年間で、部活動を通して…。』
なんじゃそりゃぁ!!!!
何で、志望理由書を書かせると、間抜けなことしか書けねぇんだよ!! 何で、もっと自分の素直な直球をぶつけないんだよ!!!!
『私は今まで続けてきた○○部で、仲間たちと一つのものを創り上げるという過程で…。』
伝わってこねぇぇぞぉぉぉ!!!!
もしかして、真っ赤な嘘? 何も燃えるものも無く、ただ口からでまかせ言ってただけなの? その君の真剣な眼差しも、偽物だったわけ?
指定校、一般推薦、はたまたAO入試、自己推薦入試…。 これらの受験を考えている受験生たち、志望校を選ばせたり、志望理由書を書かせたりすると、なぜ悩む? これらの受験をするには、勉強よりもまず高校生活! もちろん、大学によっては学科試験も実施して、そちらにかなりのウェートを置く大学もあるけど、原則、高校生活、否、若く美しく大切な時期、『青春』の過ごし方が評価される入試です。にもかかわらず、なぜ書けない?なぜ悩む?
簡単なこと。 自分を表現することを極度に嫌うように教育されてしまう。 自分のわがままやだらしなさを出して怒られなくても、自分を表現しようとすると叩き潰される、それが『学校』という世界。 こういう悲しい集団で教育されてしまったせいで、まともな自己表現ができる力が育てられない。
スウィングガールズ あんなに下手糞だった連中が、あんだけうまく演奏できるようになる。 不可能ではないけど、そのためには鬼のように練習しなければならない。 私も個人でペット持ってるから知ってるよ。 けど、彼女たちは自分たちを表現するために動いた。
そして、それは何も、彼女たちだけではない! 君たちも、同じことをしている。 それが楽器の代わりにグローブとバットだったり、テニスラケットだったり、カメラだったり…。 そう。 好きなことにはまって、必死に努力して、それを思いっきり表現して…。
そうしてきたのに、なぜ、進路選択になるとへこむんだ? なのに、なぜ進路を選ぶにためらうことがあるんだ?
私は知っている。 それは、周りの無責任な大人たちに騙されているから。
これからすばらしい人生が待っている、その光り輝く人生を選ぶのに、なぜか日本社会では悲壮感が漂う。 『人生を決める大事な時』などと思い切りプレッシャーを与え、自分のだらしなさを棚上げした無責任な大人たちに騙されてしまう。 『夢をかなえるのは難しい』『夢と現実は違う』などと、努力しなかっただらしない人生を正当化するための、負け犬たちの言い訳に心を迷わされてしまう。 悲壮感漂ってきた連中は、黙って“お迎え”を待ってりゃいいのに。 いったい何さまなんだろうね?大人の負け犬たちは。
羽ばたけ!! 自分の思うがままに。
飛べ!! 万人が声を失い涙するほど。
2017年
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