大学入試小論文の書き方①

小論文の書き方

小論文試験のいろいろ

 さて、小論文試験と一口に言っても、様々なパターンがあります。まとめると以下のようになります。

課題文型

 文字どおり課題文を与えられ、それに対する論述です。ただ、その文章自体も、国語の読解文と言う以前に、専攻に関する話題だったりして、国語力がある受験生でも、テーマに関する予備知識がなければ手も足も出なくなってしまいます。

読解型

 上のパターンのうち、文章読解を課すパターンです。国語的な出題が混ざっており、それに答えてから小論文を書くパターンです。特にこのパターンで注意しなければならないのは、論述させる前に文章の要約をさせるような場合があることです。受験生に対しては、前述したとおり、まず、過去問を見ること。そして、その過去問がこのパターンだったら、問題に『要約せよ』とるか否かを確認させます。要約問題があった場合、当然、国語力も重要になってきますので、必ず練習しなければなりません。
 『まぁ、大丈夫だ。言いたいこと書けばいいんだから。』などと言ってられないのです。

資料分析型

 資料やグラフなどから分析した結果を論述するものです。これが苦手な受験生が大勢いるようです。資料やグラフとは言っても、別に理系に多いパターンだなどということもなく、文系の学部でもビシバシ出題されるパターンです。
 また、芸術系に限らず、絵や写真を見て、それに対する自分の印象、感想、考えを答えさせるような出題もあり、私個人としては大変面白いと思うのですが、やはり受験生にとっては悩みの種になるパターンのようです。過去問を見て、しっかりと確認しておいて下さい。

教科型

 小論文とは名ばかりで、内容は完全に教科に関する問題が出題されます。どう見ても『こりゃ、世界史だろ!』とか『ぜって~、物理だ!』と口にしたくなるような出題です。


 以上のように、一口に小論文試験と言っても、それぞれのパターンに応じたそれぞれの対策が必要になってきます。
 そう。
 このサイトで散々書いているとおり、国語ではないのです!



戦略を誤らず、また、直前にちょちょっとやっただけで何とかなるなどと思いこまず、しっかりと対策を練って、練習するようにしましょう!

 

小論文の書き方   小論文の書き方

 

小論文の書き方

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解説①
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